無名
むめい
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #7016 · 青空 815 例
標準
nameless
文例 · 用例
私自身が無名でさへなかつたならば、何とかしたでもあつたらうけれど、私が話をした知名の人達はどう迂つ闊りとしてゐたものか。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
僕は彼の詩集、「春と修羅」を十年来愛読してゐますが、自分が無名のために、此の地方で印刷された驚くべき詩集を、皆さんにお知らせする術を持ちませんでした。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
何故に彼が、あの文壇の大家芥川龍之介君が、私の如き非才無名の一詩人に對して、特別の好意と友情とを――時としては過分の敬意さへも――寄せられたかといふことは、今にして始めて了解出來たのである。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
生徒の父兄達からは校長を罵つた無名投書がチヨクチヨク来るやうになつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
―――――――――― 思つたことの五分の一も書けないし、方々無理があつて見せるに恥しいが、手紙 僕は貴兄の好きな無名の者です。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
その席でペンクは、本日某無名氏よりシャックルトン氏の探険費として何万マルクとかの寄附があったと吹聴した。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
その無名氏なるものがカイザー・ウィルヘルム二世であることが誰にも想像されるようにペンク一流の婉曲なる修辞法を用いて一座の興味を煽り立てた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
あれはある無名の宗教の荘重な儀式と考えるべきものである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
作例 · 標準
彼は無名の新人ながら、デビュー作でいきなり文学賞を受賞した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
インターネット上には無名の投稿者による素晴らしい創作物が溢れている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
震災の瓦礫の中から、持ち主が誰かも分からない無名の遺品が見つかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
obscure
作例 · 標準
山奥にある無名の滝だが、紅葉の時期には息を呑むような絶景が広がる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
学界では無名に近い存在だった彼が、世紀の大発見をして周囲を驚かせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
商店街の路地裏にある無名の定食屋が、実は地元の人しか知らない名店だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
causeless
作例 · 標準
心の奥底から湧き上がる無名の不安に、夜も眠れない日が続いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
理由のない無名の怒りを、彼はどう処理していいか分からず立ち尽くした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
春の午後の、どこか物悲しくなるような無名の郷愁に浸っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア曖昧さ回避
無名(むめい、むみょう) 名前がない(もしくは分からない)こと。無銘。名無し。匿名。 名前を記さないこと。無記名。⇔記名 世間一般に名が知られていないこと。⇔著名・有名 無名 (映画) - 2023年の中国映画。(むめい) 無名(うーみん) 中国映画『HERO』の主人公。 漫画『達人伝-9万里を風に乗り-』の登場人物。 日本のダンスチーム。野口量、黄帝心仙人らが所属している。
関連項目
- 名無しの権兵衛
- 名無しさん
- よみ人しらず
- 無名数
- 無名骨 — 寛骨の異名。
- 無名指 — 薬指の異名。
- 無名草子
- 無名の反逆者
- 無名のキリスト者
- 無名契約
- むめい — 漫画家
- Mumeixxx — インフルエンサー
- 七詩ムメイ — バーチャルYouTuber
- ノー・ネーム
- 秘密投票
- 吾輩は猫である — 名前がない猫を主人公とする夏目漱石の小説。
- 無名碑 — 曽野綾子の小説。
- 名前が付いていない事物
- フランケンシュタインの怪物 — メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』に登場する怪物。名前が付けられていない。
- コルトバイフィジェット — 1797年のダービーステークスに優勝した、名前がない競走馬。
- ベズイミアニ山 — ロシア・カムチャツカ半島にある火山。ロシア語で「無名」の意。
- 積分記号 — 一般に「積分記号」や「インテグラル」と呼ばれる数学記号。正式な名前は定められていない。
- 無題 — タイトルが付いていない作品。
- レッド・ツェッペリン IV — レッド・ツェッペリンの4作目のアルバム。タイトルが付けられていない。
出典: 無名 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0