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水辺

みずべ異読 すいへん
名詞頻度ランク #23899 · 青空 209
1
標準
water's edge
文例 · 用例
たちばなの昧爽時や古館 五月雨頃の、仄暗く陰湿な黄昏などに、水辺に建てられた古館があり、橘の花が侘しげに咲いてるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
栂、樅、唐檜、白樺などは、山の崕に多く、水辺には、川楊や、土俗、水ドロの木などが、疎に、翠の髪を梳っている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
それだのに富士の裾野の水車は、水辺に夕暮の淡い色を滲じみ出した紫陽花の一と群れに交わって、丸裸のまま、ギイギイ声を立て、田から田へ忙しく水を配ばり、米を研ぎ、材木を挽いたりして、精を出して働いている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
諏訪湖畔でも山麓に並んだ昔からの村落らしい部分は全く無難のように見えるのに、水辺に近い近代的造営物にはずいぶんひどく損じているのがあった。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
食堂のガラス窓越しに見える水辺の芝生に大名行列の一団が弁当をつかっているのが見える。
寺田寅彦 箱根熱海バス紀行 青空文庫
この文化的日本の銀座の舗道の上に、びしょびしょにぬれて投げ出された数株の菱を見て、若い日の故郷の田舎の水辺の夢を思い出す人は、自分らばかりではないと見える。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
そうかと思うとたとえば、紫紅色の「つりふね草」は湿潤な水辺に多いが、これとよく似て黄色い「黄つりふね草」は、少なくもこの地では、丘の上や山腹に多いように見える。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
それがちょうど中元の頃で、この土地の人々は昔からの風習に従って家々で草を束ねた馬の形をこしらえ、それを水辺に持出しておいてから、そこいらの草を刈ってそれをその馬に喰わせる真似をしたりしていた。
寺田寅彦 海水浴 青空文庫
作例 · 標準
夕焼けが湖の水辺に美しく映り込み、幻想的な景色を作り出していた。
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子供たちは、夏の休日に水辺で魚釣りをしたり、水遊びをしたりして過ごす。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
散歩中に水辺のカフェで休憩し、流れる景色を眺めながらコーヒーを飲んだ。
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ウィキペディア

水辺(みずべ)とは、水面に近接した岸の周辺をさす。

出典: 水辺 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0