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堤防

ていぼう
名詞頻度ランク #16221 · 青空 633
1
標準
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文例 · 用例
兄の方が、釣り竿を堤防の石垣の穴にさし込んどいて、「かうして屋根を葺くんだよ」 と云つて、堤の上に乾してあつた乾草を胡桃の枝に渡して、屋根を葺いてやつた。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
サア帰らう」 私たちは暗くなつた河の堤防を、下流に向つた。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
そして櫻の莟が脹んでゐる前橋公園の堤防を、二人は寒さうに竝んで歩いた。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
私はときをり寺院の脚高な縁側から国境山脈をゆめのやうに眺めながら此の友のゐる上野国や能く詩にかかれる利根川の堤防なぞを懐しく考へるやうになつたのである。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
幾株となき松柏の根こそぎになりて谷間に吹倒されしに山腹の土落ちたまりて、底をながるる谷川をせきとめたる、おのずからなる堤防をなして、凄まじき水をば湛えつ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
一たびこのところ決潰せむか、城の端の町は水底の都となるべしと、人々の恐れまどいて、怠らず土を装り石を伏せて堅き堤防を築きしが、あたかも今の関屋少将の夫人姉上十七の時なれば、年つもりて、嫩なりし常磐木もハヤ丈のびつ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
爾時何事とも知れず仄かにあかりがさし、池を隔てた、堤防の上の、松と松との間に、すっと立ったのが婦人の形、ト思うと細長い手を出し、此方の岸を気だるげに指招く。
泉鏡花 木精(三尺角拾遺) 青空文庫
蔦をその身に絡めたるまま枯木は冷然として答えもなさず、堤防の上につと立ちて、角燈片手に振り翳し、水をきっと瞰下ろしたる、ときに寒冷|謂うべからず、見渡す限り霜白く墨より黒き水面に烈しき泡の吹き出ずるは老夫の沈める処と覚しく、薄氷は亀裂しおれり。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
作例 · 標準
決壊した堤防を修復するため、多くの人々が協力した。
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川沿いに築かれた高い堤防は、洪水から町を守る役割を果たしている。
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サイクリングロードは、広い堤防の上に整備されていることが多い。
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