割烹
かっぽう
名詞頻度ランク #29307 · 青空 116 例
標準
cooking (esp. Japanese style)
文例 · 用例
やがて最初に目に入つた玉屋に這入ると、部屋は明るくガランとしてゐて、温室のやうだつた、客の腰掛場になつてゐる、畳二枚を縦に並べた場所の、その中程に置かれた火鉢には其処の主人が如何にも睡げによつかゝつてをり、お主婦さんも割烹着を着たまゝ火鉢で手をぬくめてゐた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
割烹着の胃に当る辺りが濡れてゐるところを見ると、今の今まで茶碗でも洗つてゐたという風だ。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
割烹を兼ねた宿屋で、三層の高楼は、林泉の上に聳え、御手洗川の源、湧玉池に枕しているから、下の座敷からは、一投足の労で、口をそそぎ手が洗える。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
Aという、その海のある小都会に到着したのは、ひるすこしまえで、私はそのまま行き当りばったり、駅の近くの大きい割烹店へ、どんどんはいってしまった。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
後で知ったのだが、その割烹店は、県知事はじめ地方名士をのみ顧客としている土地一流の店の由。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
割烹店は、お寺のように、シンとしていた。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
尤もいま神樂坂上の割烹(魚徳)の先代が(威張り)と呼ばれて、「おう、うめえ魚を食はねえか」と、醉ぱらつて居るから盤臺は何處かへ忘れて、天秤棒ばかりを振りまはして歩行いた頃で。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
――今年余寒の頃、雪の中を、里見、志賀の両氏が旅して、新潟の鍋茶屋などと併び称せらるる、この土地、第一流の割烹で一酌し、場所をかえて、美人に接した。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
作例 · 標準
この店では、季節の食材を使った繊細な割烹料理が楽しめる。
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一流の割烹で修行を積んだ板前が作る料理は格別だ。
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今夜は少し奮発して、本格的な割烹を味わいに行こうと思う。
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祖母は若い頃、料亭で割烹の技術を学んだそうだ。
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標準
(Japanese) restaurant
作例 · 標準
誕生日のお祝いに、予約していた銀座の割烹へ向かった。
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隠れ家のようなその割烹は、静かで落ち着いた雰囲気だった。
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海外からのゲストを連れて、地元の美味しい割烹を訪れた。
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あの割烹は、いつも予約でいっぱいの人気店だ。
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