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懐石

かいせき
名詞頻度ランク #32219 · 青空 31
1
標準
kaiseki
文例 · 用例
ワハハハ」 なぞ言う無邪気な主人翁の愛嬌話のうちにお茶席に案内をされて、名にのみ聞きし懐石なるものが出た。
夢野久作 お茶の湯満腹談 青空文庫
懐石というものは、こんなに早くお茶を飲んでしまっちゃいけなかったのかとも思い、又は懐石というものは一品も喰い残しちゃいけないものと聞いていたようにも思えて内心すくなからず迷ったが、ともかくも今一度箸を執って無理やりに嚥下してしまった。
夢野久作 お茶の湯満腹談 青空文庫
生花の家でお嬢さんたちのための花の下慥え、茶の湯の家ではまたお嬢さんや夫人たちのための点茶や懐石のよき相談相手だった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
三曲の演奏にアンコールを許したり、裸体彫像に生花を配したり、ずいぶん突飛なことも彼によって示唆されたが、椅子テーブルの点茶式や、洋食を緩和して懐石の献立中に含めることや、そのときまで、一部の間にしか企てられていなかった方法を一般に流布せしめる椽の下の力持とはなった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
茶室、茶庭、茶器、掛物、懐石の料理|献立、読むにしたがって私にも興が湧いて来た。
太宰治 不審庵 青空文庫
それから、香合をほめる事などもあって、いよいよ懐石料理と酒が出るのであるが、黄村先生は多分この辺は省略して、すぐに薄茶という事になるのではあるまいか。
太宰治 不審庵 青空文庫
私は懐石料理の作法に就いての勉強はいい加減にして、薄茶のいただき方だけを念いりに独習して置いた。
太宰治 不審庵 青空文庫
梅水は、以前築地一流の本懐石、江戸前の料理人が庖丁をる。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
2
標準
simple meal eaten before tea is served