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板前

いたまえ
名詞頻度ランク #40636 · 青空 149
1
標準
chef (esp. of high-end Japanese cuisine)
文例 · 用例
芝居裏の二枚看板、ちゃちなぽん引にうっかりつれこまれようとして、あわてて羽織|芸妓の裾のもとをかいくぐって、食傷路地に出てくると、鶴源の板前が瑪瑙色に塗った魚類の食楽地獄だ。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
「ははは、勝手に道楽で忙しいんでしてな、つい暇でもございまするしね、怠け仕事に板前で庖丁の腕前を見せていた所でしてねえ。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
そこへ勝手口から、魚を仕入れて来た金公と申します板前が、大変な風説です、地震の前で海があおっと見えまして、この不漁なこと御覧じやし、蠣、鮑、鳥貝、栄螺、貝ばかりだ、と大|呼吸をついております。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
で、灰の白いのにしがみついて、何しろ暖かいものでお銚子をと云うと、板前で火を引いてしまいました、なんにも出来ませんと、女中の素気なさ。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
……板前の都合もあろうし、またわがままを言うのではない。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
」へは、三崎座の看板前、大道の皿廻しほどには人だかりがするんだから、考えたんだよ。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
高価い金を払って、三拝九拝しても芸術的な作品しか作り得ない、ちょっと給仕人が手加減を加えても、直ぐに尻を捲くってムクレ返るような旧式の板前は、見る見る路頭に迷い初めた。
夢野久作 路傍の木乃伊 青空文庫
一番ひどいのは料理の事で、仏蘭西式の本場の板前よりも、馬鈴薯を油で揚げたのが好物で、いつもそればかりを旨そうにぱくついていたという事だ。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
作例 · 標準
一人前の板前になるには、長い年月をかけた厳しい修業と、たゆまぬ研鑽が必要とされる。
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カウンター越しに板前の鮮やかな包丁捌きを眺めるのも、割烹料理店を訪れる楽しみの一つだ。
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「今日一番のネタを、お任せでお願いします」と板前に告げると、彼は静かに頷いた。
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若くして老舗料亭の板前を任された彼は、先代から受け継いだ伝統の味を守り続けている。
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2
標準
area of a kitchen that contains the chopping board
作例 · 標準
あの寿司屋の板前は、握りの技術が素晴らしいと評判だ。
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若き板前が、厳しい修行を経て一人前となる日を夢見ている。
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料亭の板前が、季節の食材を活かした美しい料理を供した。
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カウンター越しに、板前が客と談笑しながら鮮やかな包丁さばきを披露する。
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ウィキペディア

板前(いたまえ)とは、日本料理店(料亭・割烹・寿司店・小料理屋など)で調理作業に従事する料理職人のこと。上方では板元(いたもと)とも言われる。日本料理職人は板前、西洋料理職人はコック、フランス料理職人はシェフと呼ばれるのが通例であり、いずれも法律上は調理師とされている。

出典: 板前 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0