品行
ひんこう
名詞
標準
(moral) conduct
文例 · 用例
かの嚴肅なるお婆さんをも、また品行方正の聖人をも、なに恐れんやといふやうなかなりの勇者になつてゐるのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
見る目は人の咎にして、有るまじき事と思ひながらも、立ちし浮名の消ゆる時なくば、可惜白玉の瑕に成りて、其身一生の不幸のみか、あれ見よ伯母そだてにて投げやりなれば、薄井の娘が不品行さ、両親あれば彼の様にも成らじ物と、云ひたきは人の口ぞかし、思ふも涙は其方が母、臨終の枕に我れを拝がみて。
— 樋口一葉 『雪の日』 青空文庫
――ロップ、紙幣と品行方正の匂いがする。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
不品行を誇張された。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
」 母は兄の前では一言の文句もよく言わずに、かげで息子の不品行を責めた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
まして品行の噂でも為て、忠告がましいことでも言おうものなら、母は何と言って怒鳴るかも知れない。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
人を殺しても守りたいほど、そんなに名誉が大切なら、なぜ不品行をなさるんです。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
小父さんたちは、おとなしいし、第一品行が方正だから……言つた如く無事であつた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
作例 · 標準
彼は学業だけでなく、品行も優れた生徒だった。
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企業の社員には、常に品行方正であることが求められる。
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品行が悪いと、社会的な信用を失うことにもなりかねない。
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