素行
そこう
名詞頻度ランク #38750 · 青空 193 例
標準
behaviour
文例 · 用例
ふだんのお前の素行をたづねられたから、おとなしいはうでしたと答へた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
……事実……私が南堂伯爵未亡人の素行調査にアンナにまで夢中になり始めた、そのソモソモの動機というのは、アノ粗末な、赤煉瓦の煙突に外ならなかったのだ。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
しかし自殺とすれば原因は何だろう」 かくして彼等は私の身元や素行を一通り調べるであろう。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
近まわりの村々を刑事がまわって、行動の疑わしい者や、変った出来事を一々調べ上げたが、元来、朴実な人間たちと、平和な村政で固まっている村々には、二三羽の鶏の紛失や、一尺か二尺の地境の喧嘩が問題になっている位のことで、前科者らしい者は勿論、素行の疑わしい者すら居なかった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
「この無邪気さには、とても敵わない」 私は気力も脱けて、今度はしきりに朗吟の陶酔に耽っている、社長の肩を揺って、正気に還らせ、「これは真面目なご相談ですが……」と、木下の新嘉坡に於ける女出入や、その他の素行に就いて、私はまるで私立探偵のように訊き質すのであった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
そう言う私だとて病人づらをして、世評などは、と涼しげにいやいやをして見せながらも、内心|如夜叉、敵を論破するためには私立探偵を十円くらいでたのんで来て、その論敵の氏と育ちと学問と素行と病気と失敗とを赤裸々に洗わせ、それを参考にしてそろそろとおのれの論陣をかためて行く。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
寺田は素行不良の理由で免職になったことをまるで前科者になってしまったように考え、もはや社会に容れられぬ人間になった気持で、就職口を探しに行こうとはせず、頭から蒲団をかぶって毎日ごろんごろんしていた。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
それならばいっそ新太郎の云うように水商売に入れた方がかえって素行も収まるだろう。
— 織田作之助 『妖婦』 青空文庫
作例 · 標準
彼の素行は、学生時代から教師の頭を悩ませていた。
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その人物の素行調査が行われ、過去の問題点が明らかになった。
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素行不良の社員には、厳重な注意が必要だ。
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