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定席

じょうせき
名詞
1
標準
one's habitual seat
文例 · 用例
彼等は首尾よく自分の定席に就けて満足そうだ。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
何故ならば、上述のような希望と意志とで生きようとさえすれば直ちに、響きの物に応ずるように、愛すべくよろこぶべき対手が出現するかというに、遺憾ながらこれも決して、波荒き現実の中で指定席は持っていないからである。
宮本百合子 成長意慾としての恋愛 青空文庫
入口に近い定席につくや否や、彼は、押えきれないらしい大きな倦怠から、うんと伸びをした。
宮本百合子 長崎の一瞥 青空文庫
椅子は番号がついて、指定席の前売切符もあるとのこと。
武田麟太郎 落語家たち 青空文庫
諸家の留守居、府下の富高の振舞、みな升屋定席、その繁昌比すべきなし。
長谷川時雨 花火と大川端 青空文庫
今では神楽坂演芸場の方が唯一の落語の定席となったらしい。
加能作次郎 早稲田神楽坂 青空文庫
その実例は呂昇が上京のおりの定席である、有楽座の座席を見渡せばすぐに知れる。
長谷川時雨 豊竹呂昇 青空文庫
床本とお弁当とをもって、文楽座に通うのを毎日の仕事としていた他意なき熱心さを、大阪第一流の女義の定席、播重の主人にみとめられたのが出世のはじまりとなった。
長谷川時雨 豊竹呂昇 青空文庫
作例 · 標準
毎朝、彼はカフェの窓際にある定席で新聞を読んでいる。
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寄席の定席で、落語家たちが至芸を披露している。
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彼は会議の際、いつも一番後ろの隅の席を定席にしている。
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