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おきにいり
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #3079 · 青空 238 例
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文例 · 用例
岳神の妻は、笑って冗談のようにして、「この中に、もし、お気に入りの娘でも見当りましたら、お身のまわりのお世話に侍かせましょう」 といって呉れた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そのお気に入りの囲い者ですから、伊登次も今は本名のお糸になって、表がまえはともかくも、内へはいってみると実にびっくりするような立派な家に住んでいるという訳で、旦那の高山は三日にあげずに通って来る。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
まだまだ足りない、もっとその巡査を慕うてもらいたいものだ」 女はこらえかねて顔を振り上げ、「伯父さん、何がお気に入りませんで、そんな情けないことをおっしゃいます、私は、……」と声を飲む。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
老夫は空嘯き、「なんだ、何がお気に入りません?
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
あの久留米絣のお気に入りらしい袷を、早く着たいのだが、それでは日中暑くてたまらぬ。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
そこが今度の蔵元屋騒動の大切なカン処じゃ……お熊さんばっかりは、タッタ一目で貴方様のお気に入りました通り、清浄無垢の身体と心……」「ええッ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
ある晩のことに私が床を延べていますと、お俊が飛んで参りまして、『どうせ私じゃお気に入りませんよ』と言いざま布団を引ったくって自分でどんどん敷き『サア、旦那様お休みなさい、オー世話の焼ける亭主だ』と言いながら色気のある眼元でじっと私を見上げましたことなどは、ただの仕草ではなかったのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
」「ええええ、」 と懐を広く、一膝出ながら、「ちっとも……お気に入りましたら、私をすぐ、お口説きなすっても構いませんの。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
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