寄席
よせ異読 よせせき
名詞多音語頻度ランク #19510 · 青空 1175 例
標準
entertainment hall (for rakugo, manzai, magic, music, etc.)
文例 · 用例
…… ※ 扨我等の生活はとみるに、 活動か、寄席か、酒か女か玉突か、トラムプか、棋か、どれにしたもんだらう……部屋の中でジツと話してれあいいんだけれど、どうもそれもパツとしないしなあ……読書か、あれはあんまり興味もないが、さうも云つてゐられんしなあ……困つたなあ。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
あの底には、もしくは外には、都会がある、群集がある、燈火、音曲、寄席、芝居がある、群集と喧噪の圧迫から遁げて、天涯の一角に立ったときに、孤独と静粛の圧迫!
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
矢張りモンパルナス裏のしょんぼりした寄席のボビノで開くべきであろう。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
人々はロダンの精神状態を疑い、モンマルトルの寄席では喜劇にまでこれを使用し、ロダンを揶揄したのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
その他、私は貴女が男装して男の前でズボンを脱いでみせる芸当と、フォルベルゼエルの寄席の衣裳の綺羅を棄てた手踊と。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
欧州のどこかの寄席で或るイタリア人の手先で作り出す影法師を見たことがある。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
もし誰かがカントを引ぱり出して寄席の高座から彼のクリティクを講演させたとしたらどうであったろう。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
しかししばらく我慢して聞いていると、そういう感じはいつの間にか消滅して、今度は自分の方が寄席の方へ「行ってしまう」から、そうなればもう不自然な感じはなくなってしまうのである。
— 寺田寅彦 『ラジオ雑感』 青空文庫
ウィキペディア
寄席(よせ)とは、講談・落語・浪曲・萬歳(から漫才)、義太夫(特に女義太夫)などの技芸(演芸)を観客に見せる興行小屋である。
出典: 寄席 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0