責
せき
名詞頻度ランク #22640 · 青空 830 例
標準
responsibility
文例 · 用例
ひと一人、くらい境遇に落ち込んだ場合、その肉親のうちの気の弱い者か、または、その友人のうちの口下手の者が、その責任を押しつけられ、犯しもせぬ罪を世人に謝し、なんとなく肩身のせまい思いをしているものである。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
僕は、それを僕自身の正義の責任感からと解していました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
でも、大隅君だって、決して無責任な男じゃございませんから。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
他の新人諸君に対して、責任を感じましたので、一言申し開きを致します。
— 太宰治 『自信の無さ』 青空文庫
然しこつちは寧ろウソが明白にされたので過去三ヶ年半の可なり辛い自責感を去る。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
父は往診して他人といふ無責任な人達にもてなされて帰つて来ると苦労性な皆が不快だつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
で、それだけでも何だか、彼は客として来る者に対する責任を感じてゐた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
日本人が支那の漢字を輸入したのは、必ずしも問責さるべき罪ではなかつた。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫