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威名

いめい
名詞
1
標準
fame
文例 · 用例
太祖|大に喜び、此より後|屡諸将を帥いて出征せしむるに、毎次功ありて、威名|大に振う。
幸田露伴 運命 青空文庫
晩飯は同じく四条、元室町出仕の吉岡憲法の道場、翌日の朝飯は百万遍、舎利無二斎の道場と洛中の道場を一つ余さず食べつくした挙句、やがて京の都を今日(京)を限りに大坂へ現われた時に既にアバタの茶漬け侍の威名は、その醜いアバタ面の噂と共に、大坂中に鳴り響いていた。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
その中でも偉い奴になると栄燿栄華心に任せ、権威名望意に従わざる無く、上は神仏の眼を眩まし、下は人界の純美を穢し去って、傲然として人間の愚を冷笑しつつ土の中に消え込むからであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
為景死し、兄晴景継いだが、病弱で国内の群雄すら圧服することが出来ないので、弟謙信わずかに十四歳にして戦陣に出で、十九歳にして長尾家を相続し、春日山城に拠り国内を鎮定し、威名を振った。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
兵力兵器に於て差があり、官賊の名分また如何ともしがたいのだから、薩軍の不利は最初から明白であったが、しかし当時は西郷の威名と薩摩隼人の驍名に戦いていたのであるから、朝野の人心|恟々たるものであったであろう。
菊池寛 田原坂合戦 青空文庫
勝頼は決して暗愚の将では無かったのだが、その機略威名が父信玄に遠く及ばない上に、良将を率い用いる力と眼識が無く、かく老将を抑えて自分を出そうとする我執がある。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
こゝはむかしならば、辨慶の戻り岩とでも云ふべき處也、黒田伯之にかはりたるは、伯の威名一世に高かりしを知るべし。
大町桂月 妙義山の五日 青空文庫
おれの威名を聞けば、大抵の化け物は向うから退却してしまうに決まっているのだ」 それでも主人は万一を気づかってさえぎった。
子不語 中国怪奇小説集 青空文庫
作例 · 標準
その騎士は、数々の武勲を立て、王国の威名を高めた。
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彼の詩は、その美しさで文学界に大きな威名をもたらした。
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代々続く名家として、彼らは家柄の威名を汚さぬよう努めた。
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彼女の情熱的なスピーチは、聴衆の心に深い感銘を与え、彼女の威名を不動のものとした。
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