感慨
かんがい
名詞頻度ランク #14682 · 青空 1271 例
標準
deep emotion
文例 · 用例
」などという感慨をもらす馬鹿な作家。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
彼の別の句愚に耐えよと窓を暗くす竹の雪 もこれとやや同想であり、生活の不遇から多少ニヒリスチックになった、悲壮な自嘲的感慨を汲むべきである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句はその実情を述べたものであるが、何となく辞世めいた捨離煩悩の感慨がある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そして亡き父母の慈愛を思い、そぞろに感慨深くこの句を作った。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この場合での「や」は、対象としての古池が、ずつと以前からそこに有つたといふ時間的経過と、実在的な恒久観念と、併せてそれに対する作者の主観的感慨とを表示してゐる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
井戸の底で可笑しい位の事だから、二軒の長屋の主婦も、感慨無量な顔を見合はせて、「まあ」 と云つたまゝ、涙をこぼしながら笑ひ出した。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
それは何度通っても新らしい風物と新らしい感慨にいつも自分を浸すのであった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
室生君の「詩と告別する」を讀んで、僕は蒲原有明氏の言葉を考へ、當時の僕の感慨を、新しくまた繰返して感慨した。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
作例 · 標準
30年ぶりに故郷の山に登ったら、懐かしさと感慨で胸がいっぱいになった。
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長年勤めた会社を定年退職し、今日までの道のりを振り返り、感慨深い思いでいる。
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子供が巣立っていく姿を見て、親として感慨無量だよ。
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あの名選手が引退する試合を見て、多くのファンが感慨に浸っていた。
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