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産神

うぶがみ
名詞
1
標準
guardian deity of pregnant women, newborn babies and one's birthplace
文例 · 用例
惟うに、親仁の産神は彼処であるから、かく珍らしい、伊豆紫の若茄子に、烏帽子を着せ、狩衣召させて、一粒種のお鶴という、娘の婿にでもする気であろう。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
暮に取立ての初穂を、まず新しい苞入にして、切火を打って、ここから七里ある、小田原なる城の鎮守、親仁が産神に、謹上。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
ここで諸人横手を拍って、曰く、はるばる小田原の鎮守に貢した、神妙候奇特につき、総六の産神が下したもうた婿であると。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
お爺、在所へ帰るだら、これさ一個、産神様へ届けてくんな。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
同じ産神様|氏子夥間じゃ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
途中さまざまの隙ざえで、爺どのもむかっぱらじゃ、秋谷鎮座の明神様、俺等が産神へ届け物だ、とずッきり饒舌ると、(受取りましょう、ここで可いから。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
産神聖の観念はずいぶん深くしみこんだものだ。
堺利彦 獄中生活 青空文庫
オボの神というは産神、すなわち山神でまことに美しい女人であったことなども、すべて前話同様でありましたのです。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫