鎮守
ちんじゅ
名詞頻度ランク #38503 · 青空 408 例
標準
local Shinto deity
文例 · 用例
また一方地形の影響で住民の定住性土着性が決定された結果は至るところの集落に鎮守の社を建てさせた。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
田舎の農夫等が年中大人しく真面目に働いているのが、鎮守の祭とか、虫送りとか、盆踊りとか、そういう機会に平生の箍をはずして、はしゃいだり怠け遊んだりした。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
鎮守の社 坂は急ならず長くもあらねど、一つ尽ればまたあらたに顕る。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
田舎では鎮守の祭りや市日の売店があった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そして四角い俥の背の真中あたりへ、わずかに、ちょん、と見せて居た切下げの髪の後姿も、小さく小さく、ぽつんと一つ黒子を打った様になった頃、俥は野のはてに近い小学校と、鎮守様の杜の間へとうとう隠れて仕舞ったのである。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
ひょいとかやが首を出すと吉蔵が、「だから、おかやちゃん、お宮(鎮守の杜)へ行ったら、ようく、婆やを見張らねえじゃいけませんぜよ」と云う。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
暮に取立ての初穂を、まず新しい苞入にして、切火を打って、ここから七里ある、小田原なる城の鎮守、親仁が産神に、謹上。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
昨日通りがかりに、小田原の鎮守の社へ、参詣をして来たが、御城の石垣の白いのが、鶴の巣籠のように見える。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
作例 · 標準
この村には、古くから地域を守る鎮守(ちんじゅ)様を祀る小さな神社がある。
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「子供たちが健やかに育つよう、鎮守の神様にお参りしてきました。」と、母親は手を合わせた。
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地域住民にとって、鎮守は、災いを払い、人々の暮らしを見守る存在として大切にされている。
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