幻辞.com

改名

かいめい異読 かいみょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #17090 · 青空 239
1
標準
name change
文例 · 用例
蛆が成虫になって蠅と改名すると、急にたちが悪くなるように見える。
寺田寅彦 蛆の効用 青空文庫
そこで、名前を変えるには、改名の披露というものをしないといけない。
宮沢賢治 よだかの星 青空文庫
ハイデルベルクでもベデッカーの案内記にはグランド・ホテルとなっている旅館もハイデルベルゲル・ホーフと改名していた。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
(吉川惣一郎は今日の改名した大手拓次で、近頃「近代風景」で大に活動されてる詩人である。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
たとへば名詩集「ゆく春」の詩人泣菫は、後に「白羊宮」や「二十五絃」のやうな駄詩集――熱も色氣もないペダンチツクな駄詩集――を出して得意で居るし、神祕冥想の偉才詩人三木露風も、最近羅風と改名してからロクな詩は作つて居ない。
萩原朔太郎 名詩集「思ひ出」の眞價 青空文庫
それは武の幼名を徳助と言ってから、十二三のころ、徳の父が当世流に武と改名さしたのだ。
国木田独歩 二老人 青空文庫
うじが成虫になってはえと改名すると急に性が悪くなるように見える。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
しかし雲巌寺を出発してから行く途々、渓流に沿うて断岸の上から眼下を見れば、この渓流には瀑布もあれば、泡立ち流るる早瀬もあり、また物凄く渦巻く深淵などもあって、好奇に盥に乗って下ろうものなら、二人や三人土左衛門と改名したかも知れぬのだ。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫