悪政
あくせい
名詞
標準
misgovernment
文例 · 用例
されば、民政の上にも悪政が続いたが、その著るしいものは徳政である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
江戸幕府の政策に一貫してゐる精神は、善政も悪政もない。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
そのうちに、焦生の悪政が中央へ知れて、今にも罪を得そうになってきた。
— 田中貢太郎 『虎媛』 青空文庫
それはパンテアと云う女主人公の名前を、そのまゝ題とした映画でありましたが、原名は確に露国旧政府の悪政を、題目としたものでありました。
— 菊池寛 『たちあな姫』 青空文庫
不義を憎む事|蛇蝎よりも甚だしく、悪政暴吏に対しては挺身|搏闘して滅ぼさざれば止まなかった沼南は孤高清節を全うした一代の潔士でもありまた闘士でもあった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
日本の民主化の現実の過程では人民的な基礎に立つ民主戦線の結成を拒否し勤労大衆の急進化を恐れつつ、その反面には自党の政策として社会主義的建設をかかげている片山内閣が、吉田内閣の悪政の結果、山積している重大課題をどう解決したろうか。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
李朝五百年来の悪政の陰に埋れた文化の宝玉を発掘し、それによって過去の伝統を受け継ぐために、過去三十年間われ等はどれ程血みどろな努力を払ってこれ位の朝鮮文学でも打ち樹てたのであろうか。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
酒色のために良心を晦まされて、資本主義的に腐敗堕落した米国一流の悪政治家の野心を感知し得なかった自分の愚を覚りました。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7