仁政
じんせい
名詞
標準
benevolent rule
文例 · 用例
御仁政のおかげでございます。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
そのやうな事がございましてから、将軍家はいよいよ御闊達に、謂はば御自身の霊感にしたがひ、のびのびと諸事を決裁なされ、相州さまにも広元さまにも、また尼御台さまにも、以前のやうに何かと御相談なさるといふ事も無くなり、いよいよ独自の御仁政をおはじめになつたやうに私たちには見受けられました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
漢ではいまや大赦令が降り万民は太平の仁政を楽しんでいる。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
徳政は元来仁政に発する一種の社会政策である。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
徳政は、元来仁政に基づく社会政策であつたが、足利幕府では、その意味が変つて、重税を課せられた窮民が、貝を吹き鐘を敲いて徳政令の発布を幕府に迫り、一切の貸借関係を一瞬にして、無効にさせるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
且つ明暦の大災などありて、都下の困疲は更なり、天下一般、幕府の仁政を望むこと、至つて切なりし也。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
しかしなんといっても、先代の仁政に対する感謝がどこかに残っている。
— 菊池寛 『三浦右衛門の最後』 青空文庫
徳川の御代はすでに万代不易の礎も定まり、この先望むところは只御仁政一つあるのみじゃ。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
作例 · 標準
その王は、王国に繁栄をもたらした仁政(善政)で称賛された。
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人々は、長年の圧政の後、仁政(善政)を熱望した。
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歴史家は、仁政(善政)が古代社会に与えた影響を分析した。
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