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暴政

ぼうせい
名詞
1
標準
tyranny
文例 · 用例
「彼等は、人民に向って云う、――一旦、お前達の上にいる人々の思う通りの勝利が得られた暁には、あらゆる暴政は魔術にかかったように影を消してしまって、地上に平和が来るのだ。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
その埋め合わせというわけでもないかもしれないが、昔から相当に戦乱が頻繁で主権の興亡盛衰のテンポがあわただしくその上にあくどい暴政の跳梁のために、庶民の安堵する暇が少ないように見える。
寺田寅彦 災難雑考 青空文庫
天公|桂内閣の暴政を怒るか、天災地変は年一年|甚しくなる。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
されば暴政抑壓を以て人民に臨み、毫も省みる所なき者に對しては、單に言語を以てその耳を打つのみに滿足されなくなることがある。
‘V NAROD’ SERIES’ A LETTER FROM PRISON 青空文庫
領主の暴政に、人心離反して次第に動揺し、流言|蜚語また盛んに飛んだ。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
この後信綱自ら四郎へ、降伏すべき手紙を送ったが、四郎の返書には、松倉氏の暴政を綿々として訴え、信仰の変え難きを告げ、「みな極楽安養すべきこと、何ぞ疑ひこれあるべく候|哉、片時も今生の暇、希ふばかりに候」と結んで居る。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
独逸、仏蘭西の戦ありし時、加特力派の国会に打勝ちて、普魯西方につきし、王が中年のいさをは、次第に暴政の噂に掩はれて、公けにこそ言ふものなけれ、陸軍大臣メルリンゲル、大蔵大臣リイデルなど、故なくして死刑に行はれむとしたるを、その筋にて秘めたるは、誰知らぬものなし。
森鴎外 うたかたの記 青空文庫
これを北に攻むれば虚に乗じて劉邦が直ちに頭を擡げやうとする……朕は苦しまぎれに暴政を用ひ、酒池の快楽に耽けつてゐるのだ。
牧野信一 悲しき項羽 青空文庫
作例 · 標準
その国の政府は、国民を苦しめる暴政を敷き、反発を招いていた。
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歴史上、多くの暴政が民衆の蜂起によって覆されてきた。
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独裁者の暴政は、最終的に自らの破滅を招くことになるだろう。
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