李下
りか
名詞頻度ランク #21151 · 青空 7 例
標準
underneath a Japanese plum tree
文例 · 用例
「我李下の冠のいましめを思はず、瓜田に沓をいれたればこそ」「道のさまたげいと多からんに心せでは叶はぬ事よと思ひ定むる時ぞ、かしこう心定りて口惜しき事なく、悲しきことなく、くやむことなく恋しきことなく、只|本善の善にかへりて、一意に大切なるは親兄弟さては家の為なり。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
あっちが顔のいい上にあんなにはねッかえりで、瓜田李下の嫌疑なんぞにかまわないところへ。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
曰く李下に冠を整し瓜田に履を納れずとは何か。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
李下の冠、瓜田の沓。
— 清水紫琴 『したゆく水』 青空文庫
一方、フェライラは、ある日、李下で冠を脱ぐ以上のことをやってしまった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
京都は嘗つて小生自身二年間ゐて、詩人にとつては有難い土地だと思つてゐるので、京都あたりからもつと面白いものが出てもよかりさうなものだと、かねがね思つてゐたが、仲々出なかつた。
— 中原中也 『感想』 青空文庫
たびよりかへれる巡禮のうた萩原朔太郎いすらへるよりかへり われはゆきのうへにたちぬ
— 萩原朔太郎 『たびよりかへれる巡禮のうた』 青空文庫
〔なべてはしけく よそほひて〕宮沢賢治なべてはしけく よそほひて暁惑ふ 改札をならび出づると ふりかへる人なきホーム 陸の橋歳に一夜の 旅了へしをとめうなゐの ひとむれに黒きけむりを そら高く職場は待てり 春の雨
— 宮沢賢治 『〔なべてはしけく よそほひて〕』 青空文庫
作例 · 標準
「李下の冠」という故事成語は、疑わしい行動を戒める。
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李下で帽子をかぶり直すような誤解を招く行動は慎むべきだ。
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彼は李下で涼を取っていたが、やがて人が近づいてきた。
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