李
すもも異読 スモモ
名詞頻度ランク #4965 · 青空 2664 例
標準
Japanese plum (Prunus salicina)
文例 · 用例
釜石よりの帰り宮沢賢治かぎりなく鳥はすだけどこゝろこそいとそゞろなれ竹行李小きをになひ雲しろき飯場を出でぬみちのべにしやが花さけばかうもりの柄こそわびしきかすかなる霧雨ふりて丘はたゞいちめんの青谷あひの細き棚田に積まれつゝ廐肥もぬれたり
— 宮沢賢治 『釜石よりの帰り』 青空文庫
「あんよが出来出す一寸前頃は、一寸の油断もならないので、行李の蓋底におしめを沢山敷いて、その中に入れといたものだが、するとそのおしめを一枚々々、行李の外へ出して、それを全部出し終ると、今度はまたそれを一枚々々、行李の中へ入れたものだよ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
T君は、各地を轉戰しながら、此處は李太白の醉つぱらつたところ、此處は杜甫の哭いたところと唐詩選に照らし合せて、戰ふ心も豐かになり、さながら詩聖たちと共に且つ醉ひ且つ哭く氣持だと、書いて寄こしました。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
その行李の中には、死んだ人間の臓腑のように、「もう役に立たない」ものが、詰っていた。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
後ろ頭か、首筋に寒気でもするんかい」 私は又、実際、セコンドメイトが、私の眼の前に、眼の横ではいけない、眼の前に、奴のローラー見たいな首筋を見せたら、私の担いでいた行李で、その上に載っかっている、だらしのないマット見たいな、「どあたま」を、地面まで叩きつけてやろう!
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
私は、その役にも立たない、腐った古行李をもう担いで歩くのが、迚も重くて、足に対して堪えられない拷問になって来た。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
私は橋の上に、行李を下してその上に腰をかけた。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
――「その代りなあ、淋しい死に方はしやしないからな」 私は、ほつれた行李の柳を引き千切って、運河へ放り込みながら、そう云った。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
作例 · 標準
「李も桃も桃のうち」という早口言葉を、子供たちが競って練習している。
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庭の李がたわわに実り、甘酸っぱい香りが辺りに漂い始めた。
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直売所で買った真っ赤な李を丸かじりすると、口いっぱいに果汁が広がった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
李(り、すもも) 漢姓のひとつ。中国人、朝鮮人、ベトナム人の姓。⇒ 李氏 朝鮮人の姓については ⇒ 李 (朝鮮人の姓) 李 - 大相撲力士栃乃若導大の2009年9月場所までの呼び出し名。フルネームでの旧四股名は李大源(リ・デウォン)。 李(すもも) - 広島県神石郡神石高原町の地名。 李村(すももむら) - 広島県神石郡にあった村。 スモモのこと。
出典: 李 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0