譏笑
きしょう
名詞動詞-サ変
標準
snicker
文例 · 用例
文芸の汚辱者として高品な某文芸新聞の譏笑を受けた事に就きましては、それらの凡てが真実で無かつたにせよ、小生は今更何等の弁解も致し度く御座いません。
— 北原白秋 『わが敬愛する人々に』 青空文庫
嘗て幾多の譏笑と非議と謂れなき誤解とを蒙りたるにも拘らず、予の単に創作にのみ執して、一語もこれに答ふる所なかりしは、些か自己の所信に安じたればなり。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
幸に罪人たる汚名も着ず、事なく許されたけれども、その事実は因習的な世上の譏笑と指弾とを受くるに充分であつた。
— 東京景物詩改題に就て 『雪と花火余言』 青空文庫
「ご所望しだいに切り合いましょうよ」「が、おいやなら後日に譲る」いよいよ左の上唇を、上へまくって犬歯を見せて、兵馬は譏笑的にこういったが、柄から右手は放さなかった。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
すると胸にどんぐりのきしょうをつけた白い小さな狐の子が立って居て云いました。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
」 ぶん殴るぜ、こんちきしょう。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
おや、笑ったな、ちきしょうめ、あたしの手紙を軽蔑したな、そうよ、どうせ、あたしは下手よ、おっちょこちょいの化け猫ですよ、あたしの手紙の、深いふかあい、まごころを蹂躙するような悪漢は、のろって、のろって、のろい殺してやるから、そう思え!
— 太宰治 『律子と貞子』 青空文庫
はははは、ちきしょうめ。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
作例 · 標準
彼の失敗は、同僚たちの耳ざとい譏笑の的となった。
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舞台での彼の拙い演技は、観客席からの譏笑を誘った。
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新参者の提案は、経験豊富なベテランたちから冷ややかな譏笑をもって迎えられた。
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敗れたチームの選手たちは、相手サポーターの譏笑に耐えながらグラウンドを後にした。
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