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盗視

とうし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
stealthy glance
文例 · 用例
』 渠は電光の如く主筆の顔を盗視たが、大きな氷の塊にドシリと頭を撃たれた心地。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
この壜に入っている異様な赤黒い物こそ、今日私が北岸へでかけて採集してきた七人目の犠牲者の肉片です) 田熊社長は、電話で話は盗めても、その人肉の入った壜を盗視できないことをたいへん口惜がった。
海野十三 人間灰 青空文庫
うっとうしいことである。
太宰治 緒方氏を殺した者 青空文庫
乙姫は無言で、くるりとうしろを向き、そろそろと歩き出す。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌のふしが聞えてきました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
防火線もずうっとうしろになった。
宮沢賢治 台川 青空文庫
二階の縁などに立つて庭を見降すと、體を下に投げ出したくなるやうな衝動に襲はれて、はつとうしろにしざつたり、部屋の本箱の抽出にしまつてある五連發の短銃の事をひよいと、思ひ出すとそれを夢中で取り出してどかんと自分を打つてしまひさうな氣がして恐ろしくてたまらなかつたやうな經驗もやつぱりその當時の事だつた。
南部修太郎 自分の變態心理的經驗 青空文庫
自分のキタないところはまるで棚にあげて人が集って話をして居っても、あんまり口を出さずに、じいっとうしろの方から、人のアラをさがして見て居るような奴だ。
黒島傳治 自画像 青空文庫
作例 · 標準
彼は周りの目を気にして、彼女の顔を盗視した。
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試験中、隣の席の学生がしきりに私の方を盗視していた。
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美術品を鑑賞していると、警備員からの盗視を感じた。
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