島司
とうし
名詞
標準
island governor
文例 · 用例
一簇の人家も見えそむる頃、風強くなり、海一面に波の花を生じ、船の動搖も甚しくなれりと思ふ間もなく、島に著きて島司の家に休息す。
— 大町桂月 『沖の小島』 青空文庫
ぐう/\の鳴聲にて豚を飼へるを知り、こゝにも豚あるかと、一つの小屋を覗けば牛なりき、島司の家だけは、衡門あり、白き土藏もあり。
— 大町桂月 『沖の小島』 青空文庫
その間に一人の青年は、この十四人の骨は、以前には其処此処にちらばっていたのを、西常央島司が一纏めにして、この通り碑を建てたという事や、昔|甲冑を着けた騎馬武者がこの辺に上陸したことや、その中の一人が土人が頭に物を載せて山から下って来るのを食人人種と思って、驚いて自殺したことなどを熱心に物語った。
— 伊波普猷 『土塊石片録』 青空文庫
飛行島は設計以上の出来ばえじゃ」 飛行島建設団首脳部は、いつの間にやら、大航空母艦飛行島司令官および幕僚となっていた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
次いで寧親も八年四月に退隠して、詩歌|俳諧を銷遣の具とし、歌会には成島司直などを召し、詩会には允成を召すことになっていた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
あの増長者奴が、一昨年の夏、あの宗像大島の島司になっているうちに、朝鮮通いの薩州藩の難船を助けて、船|繕いをさせた上に、病人どもを手厚う介抱して帰らせたという……な……」「左様左様。
— 夢野久作 『名君忠之』 青空文庫
そうして大島司法主任には彼が不在だったと報告して、二人で共力して遅くとも三日の中に彼を引き捕えてやろうと誓った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
石子は帰署して手に入れた写真を大島司法主任に差出すと、牛込細工町の自宅に帰った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代、沖縄には島司という役職があった。
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島司は、島の行政や司法を統括する重要な職務を担っていた。
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その島では、長く島司を務めた人物が住民から慕われていた。
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ウィキペディア
島司(とうし)は古代及び近代の日本に置かれた行政の職。古代の職では「嶋司」と書くこともある。
出典: 島司 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0