特攻
とっこう
名詞頻度ランク #22518 · 青空 18 例
標準
suicide attack
文例 · 用例
たしかに兵隊のおかげですよ」 町へ出ると、車内や駅や町角に、「一億特攻」だとか「神州不滅」だとか「勝ち抜くための貯金」だとか、相変らずのビラが貼ってあった。
— 織田作之助 『終戦前後』 青空文庫
甘いものも食い放題だし、ということは、はっきり特攻隊や予科練へ若ものをひきつける条件の一つだった。
— 宮本百合子 『砂糖・健忘症』 青空文庫
真面目な若い一人の特攻隊長が、自身の責任と人民の不幸とに刺戟されて、社会的解毒剤たる共産党に入党したという記事があった。
— 宮本百合子 『女の手帖』 青空文庫
母親達は自分の可愛い息子が特攻隊となって殺されて行くこと。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
けれども、その惨禍の中から、なお世界が驚いて日本の戦法を眺めたのは特攻隊に対してであった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
婦人の感情は、現実が苦しければ苦しい程、現実から離れて、前線にいる兵士達、或は若き空の勇士に対する憧憬、特攻隊の讚美の方向へと追いよせられた。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
この間、元特攻隊員が中心となって集団的な強盗をし、検挙された記事があった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
そのとき、不幸な元特攻隊員が「俺達に義理も人情もあるもんか」と、押入った先で啖呵を切ったことが書いてあった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫