特高
とっこう
名詞
標準
Special Higher Police (1911-1945)
文例 · 用例
「君、御苦労やけど、別刷りの新聞二部、府庁の特高課へもって行ってんか」「今直ぐですか」反射的にそう言ったが、むろん怒ったような声だった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
近頃また警視庁の特高課とスパイの関係が暴露されて問題となったについて、警視庁のスパイには往々意外の人があるという話から大杉もまたスパイであったように臭わした或人の談話が某紙に載っておる。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
昭和八年十二月三日姫草ユリ子 」 この手紙はすでに田宮特高課長に渡しました実物の写しで、貴下にお眼にかけたいためにコピーを取って置いたものですが、これを初めて読みました時も私は、何の感じも受けずにいる事が出来ました。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
怪しからん……罪も報いもない死人の遺志を冒涜するものです」「呼んでもいいですね」「……是非……すぐに願います」 私は卓上電話器を取り上げて神奈川県庁を呼出し、特高課長室に繋いで貰った。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
田宮特高課長ですか。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
今から直ぐに特高課長の自宅に行こう」「エッ。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
特高課長……」「ウン。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
悪うは計らわんけにのう」「何処だい特高課長は……遠いのかい」「知らんかアンタ」「知らんよ」「知らんて、君の自宅の隣家じゃないか」「エッ。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
特高(とっこう) 特別高等警察の略。 特別高圧の略。
出典: 特高 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0