顔立ち
かおだち
名詞頻度ランク #20216 · 青空 327 例
標準
looks
文例 · 用例
ただ顔立ちに似気なく厚肉の唇は生の情慾に燃え血を塗ったようだった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
顎や頬が涼しく削げ、整った美しい顔立ちである。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
「今夜、何か話があるの」 小初の義務的な質問が、小初の顔立ちを引締まらせた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
「……ね……そうして不良少年らしい顔立ちのいい少年を往来で見付けると、お湯に入れて、頭を苅らして、着物を着せて、ここへ連れて来るのが楽しみで楽しみで仕様がなくなったの……もっとも最初のうちは爪だけ貰うつもりで連れて来たんですけどね。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
姉は、薄皮の瓜実顔に眉が濃く迫っている美人で、涙っぽい膨れ目は艶ではあるが、どんな笑い顔をも泣き笑いの表情にして、それで平生は無難なまとまった顔立ちでも単純だった。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
誰どっしゃろ」 と、鼻の低い妓は感に堪えていたが、急に、あ、そや、判ったと膝をたたいて、「――ひょっとしたら、鈴子はんどっせ」 鈴子は「文の家」から出ている十七歳の舞妓で、やがて襟がえをすれば、先斗町をうならせるだろうと言われるくらい、可愛いい顔立ちだった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
上流に育ったらしい気品のある顔立ちだが、どこか濃艶な色っぽさがあり、十代に輝いたであろうこの女の新鮮な美しさが、今三十代になって再び成熟し切った美しさにしたたっているかのようであった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
こぢんまり纒まった可愛いい顔立ちで、おまけに色が白かった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は彫りの深い顔立ちで、どこかエキゾチックな雰囲気がある。
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子供の頃のアルバムを見ると、彼の顔立ちは今とほとんど変わっていない。
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赤ちゃんは、父親によく似た可愛らしい顔立ちをしている。
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