風貌
ふうぼう
名詞頻度ランク #19249 · 青空 726 例
標準
(a person's) appearance
文例 · 用例
自分はこの日の印象ほど、芥川君の眼における少年らしさ、風貌における書生らしさを見たことがない。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
見よ、かの鈍重、牛の如き風貌を。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
彼の風貌は、馬場の形容を基にして私が描いて置いた好悪ふたつの影像のうち、わるいほうの影像と一分一厘の間隙もなくぴったり重なり合った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
そしてこのアマチユアの道楽芸が、それ自らまた彼の人物的風貌の表象であり、併せて文学的エスプリの本質なのだ。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
もちろん僕らは、その墨絵の中に訴えられている、詩人の深い悩みと感傷とを感ずる故に、それは決して非情緒的ではないけれども、趣味としての反青春的|風貌を感ずるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
もしこれが最後の絶筆でなかったならば、更生の蕪村は別趣の風貌を帯びたか知れない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そうした風貌の一切が「猿なり」という言葉で簡潔によく印象されてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
彼は威厳のある風貌で、誰もが彼に一目置いていた。
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探偵は、容疑者の風貌と証言の矛盾点を探していた。
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初めて会った彼の風貌は、想像していたよりもずっと穏やかだった。
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