面相
めんそう
名詞
標準
countenance
文例 · 用例
……そら、衣笠の面相を見ろ、ぬれマラのようやないか。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
しかし自然科学界の化け物の数には限りがなくおのおのの化け物の面相にも際限がない。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
『どうしても阿兄の子だ、面相のよく似ているばかりか、今の声は阿兄にそっくりだ』となおも少年の横顔を見ていたが、画だ、まるで画であった!
— 国木田独歩 『河霧』 青空文庫
面相だってお前、己れっちの娘だ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
母はそれを聞くと面相をかへて跣足で店に降りて来た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
土橋のいうあの御面相で買手があったか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
忿怒の面相、しかし威あつて猛からず、大閻魔と申すより、口をくわつと、唐辛子の利いた關羽に肖てゐる。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
見兼ねたか、縁側から摺って下り、ごつごつ転がった石塊を跨いで、藤棚を潜って顔を出したが、柔和な面相、色が白い。
— 泉鏡花 『薬草取』 青空文庫
作例 · 標準
彼の面相は怒りで歪んでおり、近づきがたい雰囲気だった。
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優しい面相をした老婦人が、道に迷っていた私に声をかけてくれた。
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仏像の面相は穏やかで、見ていると心が落ち着く。
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