家風
かふう異読 いえかぜ
名詞
標準
family tradition
文例 · 用例
それは昔の旗本が住んでた屋敷で、大きな武家風の門があり、庭には蓮池などがあった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
そこで僕の家の家風全体が、一体に訪問客を悦ばなかった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
「なぜ御不承知と云われます」「失礼ながら御屋敷の御家風が少し気に入りませんから」「異なことを……。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
御屋敷の御家風をどうしてお前は御存じか」と、女は膝をたて直した。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
いづれも當御邸の御家風で、おとなしい、實體なものばかり、一人も異存はござりません。
— 泉鏡太郎 『片しぐれ』 青空文庫
応接室へは、用事のある客の外は、一切他人を入れませんのが、当家の家風でございます。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
別に何を毀損したというではなし、ただ御家風に合ぬじゃで、御詫の仕様も無いさ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
こう、お店の嫁じゃアあるまいし、家風に合わぬもよく出来た。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
「正月は家族全員で着物を着るのが、古くからのうちの家風なんです」
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「よその家風に口出しするつもりはないが、あの教育方針は厳しすぎるんじゃないか?」
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彼は生真面目な家風の中で育ったせいか、冗談一つ言うのにも照れてしまう。
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標準
wind blowing from the direction of one's home
作例 · 標準
潮の香りが混じった家風が吹くと、決まって海辺の生家を思い出すんだ。
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窓を開けると心地よい家風が入り込み、一人暮らしの寂しさを一瞬だけ忘れさせてくれた。
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「この家風が届く場所に、僕の帰るべき場所がある」
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