回動
かいどう
名詞動詞-サ変
標準
moving rotationally
文例 · 用例
小田原町城内公園に連日の人気を集めていた宮城巡回動物園のシベリヤ産|大狼は二十五日(十月)午後二時ごろ、突然|巌乗な檻を破り、木戸番二名を負傷させた後、箱根方面へ逸走した。
— 芥川龍之介 『白』 青空文庫
「ああ忠さんかいどうおしだえ?
— 国枝史郎 『赤格子九郎右衛門の娘』 青空文庫
」「このみちは、とうかいどうと かまくらかいどう みたいな ものです。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
「かいどうならば、もちやも とおれば、さかなやも とおります。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
」「かいどうなら とおるじゃろうな。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
それで、わたしの かいどうを ただいま さかなやと にくやと とうふやが とおった わけで、けっして にくや さかなが ひとりで とおった わけでは ございません。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
」 よしみつ公は おもわず にっこりと しましたが、すぐ ぎゅっと 一休さんを にらみつけて、ぐっと そばの かたなを 一休さんに つきつけると、「これ しゅうけん、かいどうならば ぶしも とおるであろう。
— 五十公野清一 『一休さん』 青空文庫
寄せ手は廿二日のあさ一番どりの啼くころよりおい/\取りつめてまいりましたが、御城下の町々、かいどうすじの在々所々を焼きたてましたので、おびたゞしいけぶりが空にまん/\といたしまして日のひかりもくらく相成、おしろから四方をながめますと、いちえんに霧のうみのようで何も見えなんだと申します。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫