回転
かいてん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #2942 · 青空 955 例
標準
rotation
文例 · 用例
隣の部屋からキンキン早すぎる回転の安蓄音器が、きしりわめく。
— 太宰治 『音に就いて』 青空文庫
白い沫が、その上を回転して、両崖の森林を振りかえりながら、何か、禍の身に迫るのを、一刻も早く遁げたいというように、後から後から、押し合って、飛んで行く。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
それこそ富士という彫刻品の、線と面の回転だ、そこに驚くべき変化と偉大さを発見するだろう。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
あの人は棺に入らないで回転窯の中へ入ってしまいましたわ。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
第五にごく近頃、ハンブルヒのシュリックという有名な造船家が大きな独楽を船中に取付け、これを迅速に回転すると横揺れがほとんど止まるという巧みな考えを出し、小形の船で実験したら非常に好結果を得たので更に目下エルベ、ヘリゴランド間通いの千トンくらいの客船に取付けるのを製造中だそうである。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
世界的百貨店、ウェルトハイムの大飾窓に煌めく満天の星、神木の木の下の女神を取巻く小鳥、獣類、人間の小児、それらを囲る幽邃な背景が、エンジンの回転仕掛けで、めぐる、めぐる。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
碁盤縞がそのまま左右いずれへか回転して、垂直線と四十五度の角をなして静止した場合、すなわち、垂直の平行線と水平の平行線とが垂直性および水平性を失って共に斜に平行線の二系統を形成する場合、碁盤縞はその具有していた「いき」を失うのを常とする。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
槌のような形をした物の中に小さい電動器があってこれが回転すると槌がブルブルふるえる、そこで槌の頭を肩なり腰なり、すきな処へ当てれば、好い工合に按摩が出来るという仕掛けである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
標準
working (e.g. of one's mind)
標準
turnover (of goods, funds, etc.)
標準
rotation
標準
slalom
ウィキペディア
回転 は、大きさを持たない点または大きさを持つ物体が、ある点を中心としてあるいは直線を軸として、あるいは別の物体の周りを回る運動。この点を回転中心、この直線を回転軸という。回転中心や回転軸が回転する物体の内部にある場合を特に自転というときもある。まさに運動している状態を指す場合も、運動の始状態から終状態への変化や移動を指す場合もある。前者の意味を強調したい場合は回転運動ということもある。
出典: 回転 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0