鬆
す
名詞頻度ランク #189 · 青空 27 例
標準
cavity (in old root vegetables, tofu, metal casting, etc.)
文例 · 用例
そして、すべてわれわれに快い感覚を与える光音香味の元子は丸くなめらかであり、不快に感ぜらるるものの元子は角があり粗鬆であると考える。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
赤熱した岩片が落下して表面は急激に冷えるが内部は急には冷えない、それが徐々に冷える間は、岩質中に含まれたガス体が外部の圧力の減った結果として次第に泡沫となって遊離して来る、従って内部が次第に海綿状に粗鬆になると同時に膨張して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
妙は鬆を用ゐるより妙なるは莫く、昏は劫を覆すより昏なるは莫し。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
この岸は土|鬆ければ、踏むに從ひて頽るることありといへり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
我は自ら面の灼くが如く目の血走りたるを覺えて、巾を鹹水に漬して額の上に加へ、又水を渡り來る汐風の些しをも失はじと、衣の鈕を鬆開せり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
膝の上まで截り開きたる短衣は裂け綻び、鬆く肩に纏へる外套めきたる褐色の布は垢つきよごれ、長き黒髮をば項に束ね、美しき目よりは恐ろしき光を放てり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
二人の小娘は衣を脱して、白き汗衫を鬆やかに身に纏ひ、卓の下に跪きて讚美歌を歌へり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
此時玉卿蕩魂意迷、耐不住、云々、非雲哀聲喚痛、※髮倶鬆、云々。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
作例 · 標準
古くなった豆腐は、中が鬆になっていた。
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金属鋳造の工程で、内部に鬆ができると強度が低下する。
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「このレンコン、穴がたくさん開いてて、まるで鬆みたいだね。」
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標準
porous
作例 · 標準
そのスポンジは、細かい気泡がたくさんあり、鬆のような構造をしていた。
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古い木材は湿気で腐り、触ると鬆になって崩れてしまった。
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「このパン、ふわふわで、まるで鬆みたいに軽い!」
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