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大根

おおね
名詞頻度ランク #8146 · 青空 1721
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文例 · 用例
――夕明下に投げいだされた、萎れ大根の陰惨さ、あれはまだしも結構だつた――今や黒い冬の夜をこめどしやぶりの雨が降つてゐる。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
思いがけなく頭の上が、二、三寸ほど、大根卸しでも注いだように、白くなっている。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
さうしないと、おしまひには米や大根を地下室の棚で作らなければならない事になるかも知れない。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
葱や大根が到處に青々として、麥はまだ僅に芽を出した處がある位であつた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
かうして日の暮れる迄働いておいて朝はもう二時頃から起きて大根の車の後押をして市場へ出るのであらう。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
午後四時にはもう三代吉の父親の辰五郎が白米、薩摩芋、大根、茄子、醤油、砂糖など車に積んで持って来たので少し安心する事が出来た。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
男は切なく叫ぶ、「この大根、嫁かずであれ、――今に」 といい、あとをも見ずに駈け去った。
岡本かの子 富士 青空文庫
「この大根、嫁かずであれ、――今に」そういうかと思うと、たちまち、男はまた、不器用にも俊敏に去った。
岡本かの子 富士 青空文庫
作例 · 標準
例句