激昂
げっこう異読 げきこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #35888 · 青空 484 例
標準
excitement
文例 · 用例
唄合戦の揚句に激昂した恋敵の相手に刺された青年パーロの瀕死の臥床で「生命の息を吹込む」巫女の挙動も実に珍しい見物である。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
そうして激昂する心を抑えてピアノの前に坐り所定曲目モザルトの一曲を弾いているうちにいつか頭が変になって来て、急に嵐のような幻想曲を弾き出す、その狂熱的な弾奏者の顔のクローズアップに重映されて祖国の同志達の血潮に彩られた戦場の光景が夢幻のごとくスクリーンの面を往来する。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
宿舎からは、工人の金属的な、激昂した声が、やかましく事務所の方へもれて行った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
カン蛙は、野鼠の激昂のあんまりひどいのに、しばらくは呆れてゐましたが、なるほど考へて見ると、それも無理はありませんでした。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
カン蛙は、野鼠の激昂のあんまりひどいのに、しばらくは呆れていましたが、なるほど考えて見ると、それも無理はありませんでした。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
西洋人は非常に激昂し易くて狼狽し易いんですからね。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
自分はあまりのことだと制止せんとする時、水野、そんな軽石は畏くないが読まないと変に思うだろうから読む、自分で読むと、かれは激昂して突っ立った。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
行く末のかれが大望は霧のかなたに立ちておぼろながら確かにかれの心を惹き、恋は霧のごとく大望を包みて静かにかれの眼前に立ちふさがり、かれは迷いつ、怒りつ、悲哀と激昂とにて一夜を明かせり。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の発言に、聴衆は激昂し、会場は騒然となった。
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そのニュースを聞いた父は、激昂して机を叩いた。
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試合の判定を不服として、監督は激昂して審判に詰め寄った。
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