怒髪天
どはつてん
名詞
標準
furious
文例 · 用例
異教徒席の中から赭い髪を立てた肥った丈の高い人が東洋風に形容しましたら正に怒髪天を衝くという風で大股に祭壇に上って行きました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
神の摂理である善である然るに何故にマットン博士は東洋流に形容するならば怒髪天を衝いてこれを駁撃するか。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
ちゃんとネタが上っているんだぞ」 それは真に怒髪天を衝くといった形相だった。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
「……ウヌッ……」 と怒髪天を衝いた巨漢が、私の耳の上に一撃加えようとするのを、私はヘッドスリップ式に首を屈げたが、その隙に両腕を強く振ると、左右の二人が肩の関節を外して悲鳴を上げた。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
スマンスマン……」 真青になって腕を捲くった箒売が、怒髪天を衝いた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そこに映る自分の姿をみると、例のとおり怒髪天をつき、髭は鼻の下をがっちりと固めているという勇ましい有様だった。
— 海野十三 『不思議なる空間断層』 青空文庫
日本も、軍事的行動に於て所謂怒髪天を衝く態に猛勇なばかりでなく、文華の面でこのように独自であり、政府もその評価に吝でないという一つのジェスチュアとして、アカデミーもつくられる一つの時代的必然があるのである。
— 宮本百合子 『矛盾の一形態としての諸文化組織』 青空文庫
しかも書生が放吟し剣舞し、快と呼び壮と呼び、彼らをして怒髪天を衝かしむる者は、西郷・雲井らの詩ならざるべからず。
— 正岡子規 『人々に答ふ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は息子の非行に怒髪天の怒りを覚えた。
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怒髪天の状態で論争をしても良い結果は得られない。
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彼の裏切りを知り、私は怒髪天になった。
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ウィキペディア
怒髪天(どはつてん)は、日本のロックバンドである。所属レコード会社はテイチクエンタテインメント。所属事務所はバッド・ミュージック・グループ。
出典: 怒髪天 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0