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憂える

うれえる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to worry about
文例 · 用例
どんな危険に陥った場合でも、彼はただ、今自分のしている仕事(妖怪を退治するなり、三蔵法師を救い出すなり)の成否を憂えるだけで、自分の生命のことなどは、てんで考えの中に浮かんでこないのである。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
憂悒の義の「いぶせし」は気噴狭しの意で、憂える者の気噴が伸びやかでない様の実際に副っている。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
器量小さく才知乏しい者は、思い取って、味わい知ることの出来ない事を、憂えるが善いのである。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
また何を憂えること有ろうか、人各々自ら守るところを尊ぶのみ、守るものあれば何で慍ることがあろうかと。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
世間の状態は実にこのようであり、我を知る者が稀である時我は貴い、どうして憂えることがあろう。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
他人事ではないときに、他人事を憂えるに似た観念の弱さを感じる反撥も手伝い、これを自分の強さに変じる作用あってこそと覚悟する、別の気力も、またそのうち一同の中から燃えて来た。
横光利一 旅愁 青空文庫
しかも、林右衛門の「家」を憂えるのは、杞憂と云えば杞憂である。
芥川龍之介 忠義 青空文庫
いささか、南部に縁ある者として、また、天下を憂える者として、ここに、白昼、お膝下、衆人環視の内において、津軽近江を討取ること万人が、その証拠人であろう。
直木三十五 三人の相馬大作 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
to lament
作例 · 標準
例句
憂える(うれえる) — 幻辞.com