恐れる
おそれる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #12519 · 青空 6708 例
標準
to fear
文例 · 用例
噂に拠れば、男女川はその身長に就いての質問を何よりも恐れるそうである。
— 太宰治 『男女川と羽左衛門』 青空文庫
「それではもう、何も恐れる事は無い。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
一本気な従兄の怒りを恐れる気持をゴマカすやうに、S子は雪駄の音をペツタペツタさせて、オドケてみた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
誰れに恐れる事も諛う事も入らぬ、唯我独尊の生涯で愉快だろうと夢のような呑気な事を真面目に考えていた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
なほその上、鬼どもに對し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、圓陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、むすめ島田で年寄りやかつらぢや赤い襷に迷ふも無理やない嫁も笠きて行かぬか來い來い とかいふ阿波の俗謠をいい聲で歌ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
もしもそうしたなら、自分の性格の腹の皮の方が裂けよう」 翁はいまにもそれを恐れるように大事そうに螺の如き自分の腹を撫でた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ソビエトの幼児が函館の町っ児の感化に染まることを恐れるのであろう。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
これに反して誤った傾向に生徒を導くような事があっては生徒の科学的の研究心は蕾のままで無惨にもぎ取られるような事になりはしないかと恐れるのである。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
作例 · 標準
例句