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祈誓

きせい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
vow
文例 · 用例
よく講談などにある、仏神に祈誓を籠め、自分以上の力を得て仇討を完うしたという話などはそれです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
まづ箱根権現に参籠して謹んで祈誓の誠を致され、それから伊豆山権現に向つて出発いたしましたが、その前日あたりから一片の雲もなく清澄に晴れて、あたたかい日が続き、申しぶんの無いたのしい旅が出来ました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
春なれば街の少女が華やぎに、君も交りて美しう、恋の祈誓の初旅や笈摺すがた鈴ふりて、大野のみなみ、菜の花の黄金海透く筑紫みち列もあえかのいろどりに御詠歌流し麗うらと練りも続く日、軟かぜに絵日傘あぐる若菜摘、法師、馬上の騎士たちも照りつ乱れつ菅笠に蝶も縺るる暖かさ。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
此卷の中なる祈誓の歌一つ讀みて聞せ給へとて、懷より小き讚美歌集一卷取出でたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
『紀南郷導記』に、西牟婁郡「滝尻五体王子、剣山権現ともいふ由なり、往昔|秀衡の室、社後の岩窟にて臨産の節、祈願して母子安全たり、また王子に祈誓し、この子をすなはち巌窟に捨て置き、三山に詣して帰路にこれをみるに、狐狼等守護していさゝかも恙なき故に、七重|伽藍を建立」したと見ゆ。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
西鶴の『胸算用』一に、吝嗇な隠居婆が、妹に貰いし年玉金を失い歎くに、家内の者ども疑わるる事の迷惑と諸神に祈誓する。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
その一番目は「那智滝祈誓文覚」で、団十郎の遠藤盛遠、菊五郎の渡辺|亘、芝翫の袈裟御前。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
君は元來英明にましませば、事今日あらんこと、かねてより悟らせ給ひ、神佛三寶に祈誓して御世を早うさせ給ひけるこそ、最と有り難けれ。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
作例 · 標準
彼は古びた祭壇の前で、生涯を学問の探究に捧げることを神に祈誓した。
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「二人の絆が永遠であることを、この聖なる地で祈誓しましょう」
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主君の仇を討ち果たすまで、決して酒を口にしないと固く祈誓を立てる。
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