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希世

きせい
名詞
1
標準
rare
文例 · 用例
これを文として視ることをゆるす人でも、古言をその中に用いたのを見たら、希世の宝が粗暴な手によって毀たれたのを惜しんで、作者を陋とせずにはいぬであろう。
森鴎外 空車 青空文庫
蘭軒は「此本章句方法、彰々全整、而筆勢生動、盈満行界、銭氏所謂原書是也、可謂希世之本哉」と云つてゐる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
希世の英雄ナポレオン第一世は欧州全土を席巻したり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
劫を経た吉之丞の希世の動きが律動的に行かなかつたために、眼目の臨書・伝授のくだりが、かき乱された。
折口信夫 手習鑑評判記 青空文庫
希世壮図何物遮、閣竜究尽水天涯、当年移殖文明種、今作西洲万朶花。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
なんでも世界でもっとも高名な芸人が出る――それはカピのことであった――それから『希世の天才なる少年歌うたい』が出る。
SANS FAMILLE 家なき子 青空文庫
ああ、わたしはどんなにこの見物を興奮させ、かれらを有頂天にさせようと願っていたことだろう……けれども見物席はがらがらだったし、その少ない見物すら、わたしを『希世の天才』だと思っていないことは、わかりすぎるほどわかっていた。
SANS FAMILLE 家なき子 青空文庫
と、こけ勘はいきせい切って追いあがりましたが、遠巻にした見物も、二人の徒も、いくら待っても鍍金が来なかったというじゃありませんか。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
作例 · 標準
彼は希世の天才として、十代にして数々の数学的難問を解き明かした。
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博物館の奥には、希世の珍品とされる古代王国の黄金の装飾品が展示されている。
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戦乱の世を駆け抜け、歴史に名を刻んだ希世の英雄たちの足跡を辿る。
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