嚆矢
こうし
名詞
標準
whistling arrow used to signal the start of battle
文例 · 用例
それから晩餐の御馳走になって、奥の間の最上等の座敷へ案内されて、ここを私の居間と定められたが、こんな立派な広いお座敷に寝るのは実に今夜が嚆矢だ、併し後で考えるとこのお座敷が一向に有難くない、思い出しても慄然とするお座敷であったのだ。
— 岡本綺堂 『画工と幽霊』 青空文庫
新聞物を舞台に上せたる嚆矢なり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
わが劇界における夜間開場の嚆矢とす。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
劇場を演説会場に使用せし嚆矢とす。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
かくの如き投票は、これが嚆矢なれば、各贔屓連はその運動に狂奔し、開票の結果、市川米蔵、市川猿之助、尾上菊之助の三優当選せり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
劇場以外の文士の作を舞台に上せたる嚆矢にて、左団次が悪源太に扮す。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
この種の芝居の嚆矢なり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
其の棋品の高下を知らずと雖も、吾が邦人の棋技の彼に伝はりて確徴を遺すもの、まさに此を以て嚆矢とすべし。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
作例 · 標準
合戦の始まりを告げる嚆矢が空高く放たれ、兵士たちが一斉に突き進んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
静寂を破って響いた嚆矢の音は、長く苦しい戦いの幕開けを意味していた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
古い儀式において、邪気を払うために四方に向けて嚆矢を射る真似をした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
start (e.g. of a movement)
作例 · 標準
この小さな研究室での発見が、後のバイオテクノロジー革命の嚆矢となった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
19世紀末のこの作品は、近代写実主義文学の嚆矢として高く評価されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼が唱えた新説は、既存の学問体系を根底から揺るがす嚆矢となった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview