孝子
こうし
名詞頻度ランク #37342 · 青空 374 例
標準
filial child
文例 · 用例
姉えさんがおっ母さんに対して尽している処を見ますと、その形跡から見れば、天晴孝子です。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
……矢張り旅はもの寂しい、酒の銘さへ、孝子正宗。
— 泉鏡太郎 『大阪まで』 青空文庫
(封建時代とはちがつた仕方で、今の資本主義の世の中にも、孝子の仇敵討ちがふだんに行はれて居ることを知るべきである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
肉親の骨肉を負ひて道路に蹌行し、肉を以て氷を割らんとするの孝子傳奇蹟人物である。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
愛する兄弟よ、まことに師走におよび、爾は裸體にして氷上に匍匐し、手に金無垢の魚を抱きて慟哭するところの列傳孝子體である。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
あれは、五月のなかば、いいお天気の日でございましたが、尼御台さまは御奥へお越しなされて、将軍家と静かに御物語をなされ、私も謹んでお傍に控へて居りましたが、まことにのどかな、合掌したいくらゐの御立派な御賢母と御孝子、仕へるわが身のさいはひをしみじみ思ひ知りました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
」などと、議論は意外のところまで発展して、そうしてその小男は声を放って泣いて、泣きながら家へ帰り、翌る朝は未明に起き柴刈り縄ない草鞋を作り両親の手助けをして、あっぱれ孝子の誉れを得て、時頼公に召出され、めでたく家運隆昌に向ったという、これは後の話。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」「それは知らないけれども、孟宗の筍の話だの、王祥の寒鯉の話だの、子供の頃に聞いて僕たちは、その孝子たちを、本当に尊敬したものです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
作例 · 標準
彼は病床の母親を献身的に看病し、近所でも評判の孝子として知られている。
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昔話には、貧しくとも親を大切にする孝子が登場する物語が多い。
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彼は立派に成長して自立し、両親を旅行に連れて行くという孝子ぶりを見せた。
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ウィキペディア
孝子(こうし)は、父母によく仕える子供のこと。
出典: 孝子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0