更始
こうし
名詞動詞-サ変
標準
renewal
文例 · 用例
是の如く女子の身體に於て一月にして小なる一更始が行はれて居ることは、自然が人を支配して居る其の法律の定案に、人まさに自らにして盈虚消長すべしといふことの存して居ることを明示してゐるので、仔細に生理及び心理の觀察を爲すものの首肯せざる能はざるところである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
男子には女子の如く身體に行はるゝ小更始の状の明徴が無いけれども、蓋し循環更始の法律は行はれてゐるに疑ひ無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
桃人は『戦国策』に見える桃梗で、〈梗は更なり、歳終更始す、介祉を受くるなり〉とあれば、年末ごとに改めて新しいのを門に懸けた桃木製の人形らしく、後には単に人形を画いて桃符といったらしい。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
唯少し遠慮勝なのと、余り多く口数を利かぬのが、何となく私には物足りないので、私が其であるから尚更始末が悪い。
— 徳田秋聲 『背負揚』 青空文庫
……内閣総辞職とは驚いた、日本もいよ/\更始一新だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
数日ぶりに床揚げする、どうも身心がすぐれない、更始一新をひとりひそかに誓ふ。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
吹く風はまさしく秋、更始一新のこゝろである。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
第一、あの土地払下の件は今更始まった問題ではなし、前から下相談もあり、誰も異議はないといっている。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
作例 · 標準
元号を改めることで、国民の気持ちを一新し、国政の更始を図った。
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失敗を糧にして、今日から新しい体制で事業の更始を宣誓する。
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乱れた規律を更始し、組織の健全な発展を目指すことが急務だ。
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