纏頭
てんとう
名詞頻度ランク #43280 · 青空 78 例
標準
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文例 · 用例
ずっと騎すのを、轡頭を曳いて、トトトト――と坊主が出たが、「纏頭をするぞ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
幇間の纏頭や俳句の選者料ぐらいはタカが知れている。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
香以は浜の砂地に土俵を作らせ、村の子供を集めて相撲を取らせて、勝ったものには天保銭一枚の纏頭を遣りなどした。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
実在する悪魔 ――悪魔式鼻の表現(三) 然るにここに、この名優式の鼻の表現法を堂々と実世間で御披露に及んで、名優以上の木戸銭や纏頭を取っているものがザラにいるのには驚かされるのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
ずつと騎すのを、轡頭を曳いて、トトトト――と坊主が出たが、「纏頭をするぞ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
大勢はまだ暫くがやがやとして居たが一人の手から白紙に包んだ纏頭が其かしらの婆さんの手に移された。
— 長塚節 『太十と其犬』 青空文庫
そうして大勢の中の心あるものから纏頭を得て一くさり唄うのである。
— 長塚節 『太十と其犬』 青空文庫
ここには纏頭にする物が備えてなかったために、源氏は大井の山荘のほうへ、「たいそうでない纏頭の品があれば」 と言ってやった。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
舞妓さんは、お座敷での踊りの後、ご祝儀として纏頭を受け取った。
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贔屓の役者へ贈る纏頭は、感謝と応援の気持ちを表すものだった。
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遊郭では、客が遊女に纏頭を渡す習慣があったと言われている。
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