天灯
てんとう
名詞頻度ランク #43280 · 青空 2 例
標準
sky lantern (light paper lantern elevated by hot air from the flame)
文例 · 用例
私は奈良興福寺にある名高い木彫の天灯鬼が、左肩に載せた灯を左手で支えて、ぐっと身体をひねっている姿や、その相手の龍頭鬼が龍を首に巻きつかせたまま、灯を頭に載せ、両手を組み、白い眼をむいているのを見るのが好きだ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
「盆大の月」とか、「たらいほどなおてんとう様」とかいうのも学問的にはナンセンスである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
いずれが真珠、いずれが豚、つくづく主客てんとうして、今は、やけくそ、お嫁入り当時の髪飾り、かの白痴にちかき情人の写真しのばせ在りしロケットさえも、バンドの金具のはて迄。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
「てんとう虫、てんとう虫、家までひとっ飛び。
— LITTLE TINY OR THUMBELINA 『おやゆび姫』 青空文庫
そのために、明くる日、のそのそ兇行をやった現場へ出かけてくる程大胆な林も、この屍体の移動を見ててんとうせんばかりにびっくりして、おそろしくなって、床下へかくそうとしたのだそうです。
— 平林初之輔 『予審調書』 青空文庫
だからおいら、てんとうさまとさいころばかりは、わがまますぎて気に入らねえんだ。
— 千柿の鍔 『右門捕物帖』 青空文庫
」 あゝ、おてんとうさま!
— 水野仙子 『日の光を浴びて』 青空文庫
梅雨頃のおぼつかなげな、白い胡蝶、潮風に乗って彷徨う揚羽蝶、てんとう虫、兜虫、やがて油照りがつづくと、やんまの翅をこする音がきこえ、蜥蜴の砂を崩す姿がちらついた。
— 原民喜 『吾亦紅』 青空文庫
作例 · 標準
夜空に天灯がゆらゆらと昇っていく幻想的な光景に、人々は魅了された。
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台湾の平渓で行われる天灯祭は、願い事を書いた天灯を飛ばすことで有名だ。
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真っ暗な夜空に無数の天灯が輝き、まるで星が降ってくるようだった。
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ウィキペディア
天灯 は中国やタイ王国などアジア各地域で広く見られる熱気球の一種である。紙と竹を用いて内部に光源を入れる構造から提灯の一種ともみなせる。伝承より孔明灯 とも称される。当初は通信手段として使用されたが、後には節句における祈祷儀式の用具となっている。英語圏ではスカイランタン 、チャイニーズランタン とも呼ばれる。
出典: 天灯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0