伝記
でんき
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #13059 · 青空 920 例
標準
biography
文例 · 用例
――なんだか、君たちは芸術家の伝記だけを知っていて、芸術家の仕事をまるっきり知っていないような気がします」「それは非難ですか?
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
多分作者は、こうした動物の印象からして、その昔死別れた彼の幼ない可憐な妹(蕪村にそうした妹があったかどうか、実の伝記としては不明であるが)もしくは昔の小さな恋人を追懐して、思慕と恋愛との交錯した情緒を感じ、悲痛な咏嘆をしたのであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この事は、彼の孤独な伝記に照して見ても肯けるし、前に評釈した「白梅や誰が昔より垣の外」や「妹が垣根|三味線草の花咲きぬ」やを見ても、一層|明瞭に理解され得るところであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかしその時代に教わった『論語』や『孟子』や、マコーレーの伝記物や、勝手に読んだ色々な外国文学などを想い出して点検してみても、なるほどそれらから受けた影響もかなり多く発見されはするが、どうもこれ程ぴったりはまるものは少ないような気がする。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
そうして今までに読んだ物語や伝記の中の色々の類似の場面などが甦って眼前に活動するような気がする。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
レーノルズの全集をひやかしてこの異彩ある学者を礼讃してみたり、マクスウェルの伝記中にあるこの物理学者の戯作ヴァンパヤーの詩や、それを飾る愉快に稚拙なペン画を嬉しがったりした。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
欧州の政治史も読めば、スペンサーも読む、哲学書も読む、伝記も読む、一時間三十ページの割合で、日に十時間、三百ページ読んでまだ読書の速力がおそいと思ったことすらありました。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
一方では民友社で出していた「クロムウェル」「ジョン・ブライト」「リチャード・コブデン」といったような堅い伝記物も中学生の机上に見いだされるものであった。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
作例 · 標準
坂本龍馬の伝記を読んで、幕末の志士の生涯を知った。
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この図書館には、歴史上の偉人の伝記が豊富に揃っている。
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彼の伝記は、波乱に満ちた人生を克明に描いている。
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ウィキペディア
伝記 とは、個人の生涯の事績をかきつづったものもの。広義には書き記された記録の総称だが、狭義には個人の事績の記録を指す。現代においては、狭義に使われることが多い。以下にそれぞれについて記す。
出典: 伝記 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0