異国人
いこくじん
名詞
標準
foreigner
文例 · 用例
彼が異国人と夜のまったく明けはなれるまで談じ合うほど語学ができるかどうか、そういうことからして怪しいもんだと私は思っている。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
トラックの上にかたまって乗っている労働者達が異国人の私達に笑いかけながら手を振って通り過ぎる情景などに幾度接したかわかりませんでした。
— 岡本かの子 『雪の日』 青空文庫
劇の調子が高まって妾の情人の哀切な心を表した舞姿に異国人が海の彼方の歌劇的な情味を感じた時、若い武士になった佐野が舞台に現れました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
チンネフ君はベットに這入ってから永い間ゴソゴソ音を立てて動いていたが、それがどうしているのだか、異国人の自分にはどうしても想像が出来なかった。
— 寺田寅彦 『異郷』 青空文庫
小説家たる君、まず異国人になりたまえ。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
新入生たちはすべて、この美しい異国人に愛されようとひそかに祈った。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
小学校のときからその文章をうたわれ、いまは智識ある異国人にさえ若干の頭脳を認められている彼もまた。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
それを隠そうと、なみなみならぬ努力をしておられるようであったが、異国人の周さんにさえ、特徴のある語調だと看破されているくらい、やっぱりその講義には、かなりの関西訛りがまじっていた。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4