他国人
たこくじん
名詞
標準
foreigner
文例 · 用例
で、機会のある毎に私達は、この勤労生活を善意に受けている可憐な人々に好意を見せ、かりにも他国人らしい警戒の素振りなど見せたことはありませんでした。
— 岡本かの子 『雪の日』 青空文庫
してみると、彼が他国人であるとかいうのも、まんざら嘘でもないように思われます。
— 岡本綺堂 『怪獣』 青空文庫
いわんや風土習慣ことごとく異なったインドで、しかも西暦紀元前九百五十年より八十六万七千百二年の間にあったという遠い昔のラーマーヤナ事件を、今日他国人どもがかれこれ評するは野暮の至りだが、このような者を宗旨の経王として感涙を催すインド人も迂闊の至り。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
事実彼等は一切の他国人の趣味を軽蔑した。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
彼が肩身を狭くして、一種の継子のような風をして、他国人の私たちを恋しがるのも無理はない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
人は、自分の股の下で生活し、自分の同胞の中で乞食をするよりも、他国人の股の下で生活し、他国人の間で乞食をする方が楽ではないか。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
あそこの英国人がどこの国の英人よりも成功しているのは、中国民族の言葉や習慣や能力を、英国青年に充分に研究させて、それからその青年を使用したからだそうですが、なかなかそれは他国人の出来ぬことです。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
斯様に書きながらも思う事でございますが、他国人が他国人を批評する時、兎角陥り易い欠点は、或人間の群が、或特定の圏境の裡に発達したもの、と云う心持で批評の対象国民を見ずに、その人間達の持つ国名の響で、批判的気分の大半を埋めて仕舞う事だと存じます。
— 宮本百合子 『C先生への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
彼は他国人である私にも、分け隔てなく親切に接してくれた。
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他国人の視点から見ると、日本の伝統行事は非常に興味深く映るらしい。
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この村では昔から、他国人が立ち入ることを固く禁じているエリアがある。
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