自国民
じこくみん
名詞
標準
citizens of one's own country
文例 · 用例
そうしてその新しい意味は自国民が有機的に創造したものではなくて、他国から機械的に輸入したものに過ぎないのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
自国民の救済に科学の快楽を利用するのは、非常に危険な事でした。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
自国民の教化には、まず民衆の精神の啓発が第一です。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
以上は日本文学と、フランス文学との関係の、大略でありますが、ここに、日本独特の伝統であるところの無の精神を了解せられる上に、自国民でさえ困難を感じるものが、一つあります。
— 横光利一 『我等と日本』 青空文庫
いかなる国民の中にも、自国民の理解し難い一点を、常に神は与えてやまないものであります。
— 横光利一 『我等と日本』 青空文庫
」「フランスは自国民の食うだけのものは、自国内にあるんだから、植民地の蔵から軍備費だけは、充分出ようさ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
」「しかし、そういう重大な疑問を、自国民にも話し得ないということは、そりゃ、世界の誰も彼もが戦戦兢兢として暮しているという証拠だね。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
西洋のどの民族にもこの種の自尊心はあるにはあるが、その現し方が、もつと巧妙で洗練されてゐるところが大に違ひ、例へば、自国の真相を平気で伝へて、それに対する自国民の批判が織り込んであるといふ風なのは、誰が見ても、その国民を軽蔑する気にはならぬのである。
— 岸田國士 『日本映画の水準について』 青空文庫
作例 · 標準
政府は紛争地域に取り残された自国民を救出するため、特別機を派遣した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
その法案は自国民の権利を制限するものだとして、激しい反対運動が起きた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
海外でトラブルに巻き込まれた際、大使館は自国民の保護に全力を尽くす。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview